日本人が聞き取りやすい言語
イタリア語よりも恐らく日本人にとっては学びやすい言語なのではないでしょうか。イタリア語ほど動詞の時制がうるさくないと聞いています。そして母音が同じということもあり、日本人にとっては耳に馴染みやすい言語ですので入りやすいと言えるでしょう。 スペインはご存知の通り共和制で、スペインという一つの国家としてまとまっているかに見えますが、バルセロナなどは独立志向が強く、いつ分裂しても不思議ではない状況にあると聞いています。実際バルセロナのあるカタロニアにはカタロニア語という言語がありますし、確かに民族的にもカステーリャ地方の人々とは違う印象を受けます。 バスクについては謎の民族と言われていますが、フランスとスペインに跨って存在しています。バスク語を話し、強い独立志向があるため、カタロニア以上にスペイン崩壊の機動力となる可能性が強いようです。 スペイン語という言語ですが、本国スペインはともかくも、世界21ヶ国の公用語で、4億人以上の人々が母国語とする言語ですから、習得すればかなり広範囲の国の人々と会話が出来ることになります。しかもスペイン語が出来ればポルトガル語とも意思の疎通が図れるわけですから、やや乱暴ではありますが、ポルトガル人やブラジル人とも会話が出来るということになります。しかもスペイン語を学んでいる人の数も入れれば、かなりの人々とコミュニケーションが取れる事になるのですから、最も学ぶ価値のある言語と言えるでしょう。 そもそもスペインは歴史的にも日本と深いかかわりがあります。記録にある限りですが、日本人が初めてヨーロッパ人と接触したのは16世紀、戦国時代です。そして初めて接触したのがポルトガル人とスペイン人だったというのが定説です。ただし記録の残っていない7世紀以前の日本の歴史については触れないこととします。キリスト教の布教と共に、南蛮貿易によって衣食住に関する様々なスペイン文化が日本に持ち込まれましたが、その後キリシタン禁制の時代へと突入し、鎖国政策がとられたことで、中国とオランダ以外の国々との接触が断たれてしまいます。なんとスペインとの国交が復活したのは明治になってからなので、随分長い間ご無沙汰だったことになるのです。ですからその間のスペインの歴史についても、世界史の教科書で知るのみです。 スペイン語というと南米でも勿論通用するわけですが、アルゼンチンやブラジルサッカーファンの日本人サポーターのスペイン語圏への渡航は年々増加している様ですし、音楽シーンでも、シャキーラのような人気アーティストが日本でも多くのファンを獲得するなど、スペイン語の需要が趣味レベルでも増え続けているのは確かです。
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